ほのぼのエピソード
2011年 03月 09日
今日は紙粘土と、発砲スチロールのどんぶりで鉢作りをしたのですが、そのあとの楽しみは給食の時間。
ここの子どもたちは、まっていました!とばかりに、がまりんに近況報告をしてくれます。
ひろむ君が
「がませんせ、この前、家を買ったよ」
まるで、豆腐か何かを買ったように話してくれます。
「だから、僕、小学校はみんなと一緒に行けない」
校区外に家があるようです。
それを聞いていた涼君が、←お父さんが癌でなくなったので、千葉から引っ越してきて、母親と実家に身を寄せているのですが。
「ぼくんちも、古くなっちゃったから、家を建て替えることにしたんだ。お母さんか゛いま設計図を書いてる」
お母さんは設計士さんなのかな、と思いながら聞いていると、
「せっかくだから、おしゃれな家にしようと、本を買ってきて、参考にしてるんだ」
ふーーん。
「もちろん、僕の部屋もあるよ」
んもう、涼君の大人っぽい喋り方には、はまります(^^)
この子たちの成長に合わせて、追跡調査をずーっとしたいような気になります。
「がませんせは、家買った?」
え゛っ
「うんっとね、もう古くなっちゃったけども、家、あるよ」
と、ちょっと赤面です。何でこんなことを告白しなくちゃならんのかい。
「ふーん、古くたっていいよ、家って、いろんな思い出がつまってるからね」
六歳児が、人生を語り、50おばさんは、感動したのです。