松江〜津和野〜岩国
2015年 11月 08日
せっかく来たのだからと天守閣に登りました。
ここには怨霊話しがあります。
松江城主は代々若くして亡くなり、最後の城主が登城すると、白装束の女が現れ、この城は
わらわの物なり!と叫んだので、城主が、そちにつかわす、と答えコノシロを供えると、それきり現れなくなったとか。なんでコノシロ?せめて高価で名物の、のどぐろにすればいいのに ;^_^A
柱の中に、人柱を立ててあるとか、城内に展示された絵物語に書かれていました。
私は霊を感じる方なので、怖いなあ、とビビりながら天守閣をめざしたのですが、観光客が多かったせいか、まったく霊感に触れる事なく無事でした。
良かった!
すっかり紅葉した雑木林を眺めながら津和野まで。
鯉がたくさん泳ぐ水路づたいを散策しました。この鯉たちは、観光客に餌をたくさんもらってか、メタボです。太りすぎ!
お昼は、津和野の郷土料理の、うずめ飯を食べました。
これは、贅沢をお上に隠す為の、昔の庶民の知恵だそうで、ご飯の中に、混ぜ御飯の具のような物を埋めてあります。だから名付けて、うずめ飯だとか。
一見白ごはんだと見せかけて、中からご馳走が現れるというわけです。
それに出し汁をかけてワサビでサラサラといただくのですが、私には、ワサビ茶漬けと同じでした。(≧∇≦)
津和野の町はずれにあるお稲荷神社のそば、みまつ食堂の、有名な黒いなり寿司を買いました。
普通の民家を、そのまま食堂にしたような、昭和の香り満載の店でした。これです。
ネットで有名なせいか、観光客が並んで買っていました。ネットはすごいですね〜!すごいというか恐いですね〜!
濃口醤油で煮込んで黒くしたただのおいなりさんを、名物にしちゃうんですから。
味は普通に美味しかったのですが、これは好き好き、その昔、普段は濃口醤油で煮込んだあぶらげでおいなりさんを作っていた母が、お花見やお祭りの日は、お客に振る舞うからと、あぶらげを薄口醤油で煮て、白く上品に仕上げていたのを思い出しました。;^_^A
宿は、作家の宇野千代さん所縁の、半月庵。
宇野千代さんの生家の近くにあり、宇野千代さんがしょっちゅうお料理を堪能していたという料亭、半月庵。今は旅館になっています。
食通だったという宇野千代さんにちなんだ綺麗なお料理が、所狭しと並びます。
薄味仕上げで美味しかったあ。
小雨の中、旅館の傘と下駄を借りて、錦帯橋を散策しました。
綺麗にライトアップされています。
お酒控えめで早めの就寝、健康的です。(≧∇≦)
ゆっくり朝食を食べて
いざ帰路です。
楽しい時は過ぎるのが早いですね。
帰り着いたら、仕事がたんまりあります。
早く帰って片付けたい!と思いながらも、まだ帰りたくない気持ちもあります。
(≧∇≦)が、
さ、気持ちを切り替えて、がんばろっと。