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がまりんの日常をつづります


by akiyo_kimi24

残念な事

悲しいこと
婆さまが生前かかっていた病院の先生が、病院をしめてしまわれました。
パソコンの画面をみながら症状を話す先生ではなくて、介護施設の患者さんや、お年寄りの方々の顔をしっかりみながら診察される先生でした。
奥様の実家の病院を継ぐために、大都会から名脳外科医師を退き、田舎のクリニックに職をうつされたのでした。
クリニックの名前はそのままに、院長先生を勤められたのですが、自由奔放て、屈託のない先生でした。関西弁と、アクセントが気になる鹿児島弁で、ガハハハと笑い、よか、よか!が口癖の飄々とした先生で、
姑が、あちこち痛い、悪い病気、がん!などと不安な気持ちをぶつけると、背中をドン!とたたいて、大丈夫の太鼓判を押してくださいました。
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それだけで婆さまはホッとして、帰りは元気になったものでした。
小姑の義姉さんたちが帰省して、どこの病院に連れて行ってるのか、どんな治療を受けてるのかと、心配するので一緒に連れて行くと、普段はお年寄りにもよく聞こえるような大きな声を出される先生が、
私だけに聞こえる小さな声で、あなたも大変ね^ ^と笑って労いの言葉をかけてくださいました。
それなのに、70歳になったから、と病院を閉めてしまわれました。残念です。
あの太鼓判、私にも押してほしかったなあ。

太鼓判のスタンプは、ネットの無料イラストから、おかりしました。

by akiyo_kimi24 | 2017-12-03 05:20 | 日々の出来事 | Comments(0)