災害にあったペットを救え
2019年 03月 31日
災害にあったペットを救え
小峰書店
災害が起きたら被災するのは人だけではありません。災害時に動物を助けるチームをつくろう、と船津敏弘先生の決意ではじまり、熊本地震で初めて出動した獣医師チーム、VMAT=ブイマットの物語です。
うらら先生のノンフィクション❣️
熊本地震が起きた日の翌々日は、つくしの会、という九州の作家が集う勉強会が行われる予定でした。著者の高橋うらら様は勉強会の為に、すでに佐賀県入りされていました。
私もまた、会の前日に車で家を出て会場に向かい、佐賀県近くの大川のホテルにいました。
ところが夜中の大きな揺れで、宿泊客は全て一階ロビーに集められて、自分の荷物を枕に一睡もせず、不安な時を過ごしました。電気が止まり翌朝はおにぎりだけの食事を提供されたのですが、危険なので早くホテルを出るようにとの事でした。震源地にお住まいの赤城さんの無事は確認できていましたが、どんな状況かはわかりません、
もちろん勉強会は中止になりましたが、すぐ近くにいながら、うらら先生ともお仲間の皆様ともお会い出来ず、高速も国道も遮断され、途方にくれました。なんとか船便を乗り継いで、7時間もかけてようやく出水市にたどり着いたのでした。
ヘトヘト、とはまさにこの事です。被災された方々のヘトヘトは、いかばかりかと思いをはせました。
熊本地震で被災された赤城香織さんご一家と、ペットのマメちゃん(文鳥 )の事も書かれていますが、当時を思い出して、また、赤城さんのご苦労を思い、改めて胸が痛みました。
あの揺れを実際に体感された高橋うらら先生もきっと、そんな気持ちを抱きながら書かれたのでは、と心中お察ししたくなりました。
うちにも猫がいます。家族の一員です。もし、災害にあったら、と考えさせられます。
一つでも多くの命を救いたい!
VMATの存在は、頼もしいです。
表紙の写真もうらら先生が撮影されています。
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うらぴょん
at 2019-03-31 13:35
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拙著のご紹介、ありがとうございます!
本当に、この本は、つくしの会がなかったら書けなかったかもしれませんね。
これからも災害は起きると思いますが、ペットを連れた被災者の苦労が、少しでも軽くなることを祈るばかりです。
本当に、この本は、つくしの会がなかったら書けなかったかもしれませんね。
これからも災害は起きると思いますが、ペットを連れた被災者の苦労が、少しでも軽くなることを祈るばかりです。
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akiyo_kimi24 at 2019-03-31 14:30
by akiyo_kimi24
| 2019-03-31 08:34
| 絵本と創作日記
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Comments(2)