人気ブログランキング |

がまりんの日常をつづります


by akiyo_kimi24
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30

連載小説

連載小説
第17回目です。
重い場面ながら、好きな箇所です。
特攻隊員の指揮官だったひいおじいちゃんが、拘束時間外に草笛を吹いている図です。
a0136720_06080984.jpg

隊員たちがそっと眺めており、やがて1人、2人とやってきて真似をするようになるのですが、現実にあり得ない、否、過酷な時代だったからこそそんなこともあったのでは?という、季巳の独自の空想物語でもあります。
実は、俳優の故、西村晃さんが、特攻隊員ながら運良く帰還されたそうなのですが、私が30代の頃に、その西村晃さんの部下であったという方が、当時水戸黄門役の西村晃さんが出ているテレビをみながら、しみじみと、この上官でなかったら、私は今こうして、ここにいないでしょう。とても思いやりのある優しい方で、いつも下の者をかばってくださった、殴られた事などいちどもなかった、とおっしゃったことを覚えています。その言葉は、私の心に深く響き、感動すら覚えたのでした。
過酷で悲惨な戦争の時代にも、一握のぬくもりの時があって、だからこそ活火山に飛び込むような恐ろしさにも耐えられたのではないかという、季巳の独断と偏見の世界ですが。
お付き合い頂ければ幸いです。


by akiyo_kimi24 | 2019-08-14 07:40 | 絵本と創作日記 | Comments(0)